準備編①-1「計画を立てる前に確認しておきたい事」
準備編①-2 持ち家で自宅サロンをお考えの方へ
準備編②「書いて記録に残す」
準備編③-1「自宅サロンならではのターゲットの決め方」
準備編③-2「自宅サロンならではのターゲットの決め方」
お客様に愛される自宅サロンができるまで~準備編~
いつもお読みいただいてありがとうございます!
今日は準備編④です。
あなたのご自宅でサロンができる事を確認して、
準備について都度記録を残し、
あなたのサロンの特徴的にどんなお客様へのアプローチができるかを
考えた時に、次に考えたいのが
あなたのサロンでどんなメニューを提供するかです。
どんなメニューを提供するかで、その後準備する
備品や設備、インテリアなども変わってくることがありますので、
これも早めに考えておくのにこしたことはありません。
学校で習ったメニューをすべて提供する予定でしたがダメですか?
海外資本のスーパーマーケットや
商品バラエティが豊富な専門店などにいくと
それだけで心が躍る感覚を感じた事がある方も多いと思います。
「あれもいいこれもいい」
選んでいるだけで楽しいですよね。
しかし、それと実際に購入するかどうかというのは別問題だという事は
ご存じですか?
選択肢が多すぎると、消費者が購入するものは減る可能性があるのです。
選択肢を少なくする事で10倍モノが売れる研究結果も!
コロンビア大学で実施された有名な「ジャムの実験」というのがあります。
高級食料品店でグルメジャムを6種類、もしくは24種類並べてみます。
選択肢が増える事で焦品をcheckするお客様は確かに多くなります。
商品数が少ない場合と比べると1.5倍立ち止まる顧客が増えたそうです。
しかし実際に商品を購入するかを比較した時に、
24種類のジャムを並べた時に比べて
6種類のジャムを並べた時の方がなんと10倍(24種類では3%、6種類では30%購入をした)、
売れたというのです。
「自分はこのすべての中でこれが好き」
と決めるのと
「ではこれを買おう」
と思うのは別の段階であり、
選ぶ選択肢が多すぎると、それを購入しようと決定する前に
脳が疲れてしまうそうなのです。
あなたからすれば慣れた用語も人に寄っては
○○ネイル・○○マッサージ・○○カウンセリング・
○○コーチ・○○セッション
あなたからすれば何年何か月と習って慣れ親しんできた
いとしいメニューの数々かもしれませんが
「自分の問題を解決したい」と思って
初めてあなたのサロンを訪れる方にとっては
初めて接するかもしれない選択肢が多すぎると
それだけでもういいかなと思ってしまうのです。
ではメニューは何個が適切なのか?
しかし商品に対する最適な選択肢というのは
数として決まっているものではありません。
顧客が満足のいく商品を確実に見つけ出せるための
最低限のメニュー、
あなたが顧客の満足度を高めるためにはずせないメニューの
数というのはあるはずだからです。
問題なのは、
「○○が好きなお客さまも××が好きなお客様も
とにかく人が来てくれるか不安だから
メニューを増やそう」
という理由でメニューが増えていく場合というのがあって、
それが必ずしもプラスに働くわけではないとうい事なのです。
メニューを選ぶためのフォロー・アドバイスも検討する
モノを選ぶようやくお客様に提供できるかもしれないと思った時に、
日本では多くの場合住宅を購入する際には
マンション・一軒家関係なく、住宅ローンを御利用になられている方が
大多数かと思います。
そうすると、「住宅ローン控除」を受けられている方もまた
非常に大多数の方いらっしゃるかと思います。
住宅ローン控除とは
マイホームを一定の条件のローンを組んで購入したり、省エネやバリアフリーなど特定の改修工事をしたりすると、年末のローンの残高に応じて「税金が還ってくる」制度のこと
なんと、
住宅ローンで購入したご自宅でサロンを開いている場合、住宅ローン控除が適用できなくなるケースがあります。
これはいきなり0になってしまうというわけではありません。
自宅面積の中でサロンスペースとして使用している面積の割合によって
控除の金額が変わってくるそうなのです。
そうです。逆の言い方をすれば、
面積の割合によっては住宅ローン控除を100%受けられる場合があるのです。
それは自宅サロンの専有面積割合が10%未満の場合。
この場合、今までと同じ条件で住宅ローン控除を受けられるのです。
これについては、専門家である
自然派セラピスト専門マネーコンサル会計士の松田眞理さんが
ブログで詳しく金額例なども入れて説明してくださっているので
詳しい金額例などをご覧になられたい方はぜひこちらのブログでご確認ください♡
セラピスト・カウンセラー・コーチなどその業界ならではの苦労があったり
女性同士だと話しやすい・・・
今申告時期で青色申告にチャレンジしてみたはいいけど、気分がどんより曇ってしまう・・・
そういった方のために今後も業界の事をよくわかっている専門家の方も
随時ご紹介させていただきます!
こういった内容を事前に家族に相談しておくのと、
いろいろ話が進んだ後に相談するのとでは
ご家族の気持ちもだいぶ変わってくるはずです
なので、今日は事前準備の①に補足の意味を込めてご紹介させていただきました!
今日のまとめ
住宅ローンで購入したご自宅でサロンを開いている場合、住宅ローン控除が適用できなくなるケースがあります。
適用できなくなるといってもいきなり0になるというわけではなく
自宅面積のうちのサロンとして使用スペースの面積によって変わってきます。
こういったことは後から相談すると、家族の方もびっくりしてしまうので
早めに相談するようにまずは専門家などの力をかりながら調べてみましょう。
読んでいただきありがとうございます。
齋藤由美