セラピストさんから相談されるトピックの中で
「ワークショップと講座とどう違うんですか?」
というものがあります。
ご自身で何かやってみたいと思っているんだけど、
ワークショップと呼べばいいのか、講座と呼べばいいのかわからない、というご相談です。
なので、ここでは、講座とワークショップそれぞれに
どんな違いがあるのかをご紹介しましょう。
1:一番の違いは「情報提供型」なのか「体験型」なのか
講座は、知識や情報を提供することが目的で行われます。
基本的には、講師が受講生に向かって話すことがメインです。
セラピストであれば、まずご自身のメソッドの知識を学ぶ時や
資格取得のための勉強をするものなどが講座になります。
ワークショップは、説明する時間もありますが、講師が用意をした
ワークを参加者全員で行うことによって、体験や発見、
気づきを得ていくことが目的で行われます。
講師が説明をする⇒ワークをする⇒ワークをして気づいたことをシェアする
この流れを繰り返すものがワークショップです。
2:ハンドメイドや作品づくりなどのジャンルの違い
参加者全員で、何かを作っていくものは講座ではなく、ワークショップと呼ばれます。
具体的には、キルトや手芸、アクセサリー作りや、革小物などのハンドメイド系や
パステルシャインアートや曼荼羅アート、ドリームマップ作りなど
自分自身の作品を作るものなどがあります。
講座というよりも「○○教室」と呼ばれることも多いです。
教室は、それを専門に継続的に開催している方、
ワークショップは、メインは別な活動をしていて
単発的に開催している方、という違いがあります。
以上が大きく分けたところでの、講座とワークショップの違いです。
ただ、最近では前半は座学の講座で、後半はワークがメインという
複合型のものも良く見られます。
複合型の多くは「講座」という名称を使うことが多いです。
やはり、ワークショップというと、どうしても座学というよりは
何かを作ったり、ワークをしたりするのがメインなのかな
というイメージを持たれやすいです。
なので、ワークもあるけれども座学もある、という形であれば
「講座」という呼び名でもOKでしょう。
まとめ
情報提供がメインであれば講座
体験型、作成系であればワークショップ
複合型の場合は、講座でもOK
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