この記事の流れ
最近の人気カウンセラーさんは、タレントさんのようだと思うことはないだろうか?
人に何らかの影響力を与えようと思うなら、タレント性(才能の意味)は必要だ。
テレビの中だけでなく、ブログでも「キャラクター」と立てるのが重要で、お客さんに選ばれている人気カウンセラーやセラピストは素敵だ。
そんな人たちを見て、
自分はあんな風になれない。
なんで、あの人があんなに人気があるんだろう?
私もあんなふうになりたい
あなたは、どんな風に思うだろうか?
キャラクターと集客力は関係性が高い。
だからと言って、キャラ立ちばかり考えてもお客さんに振り向いてもらえるわけではない。
なぜなら、選ばれている人気カウンセラーは、キャラ立ちの他に5つのポイントを押さえているからだ。
選ばれるカウンセラーが持っている6つの強み
選ばれるカウンセラーが押さえているポイントは次の6つになる。
使命感
メソッドの明確さ
メソッドの効果
個性的なキャラクター
専門家としての知識
情報配信頻度
世の中をよくしたいという使命感
すべての仕事は世の中をよくするためにある。カウンセリングなどの心を扱う仕事に限った事ではない。
化粧品であろうが、スポーツジムであろうが、キャバクラでもすべての仕事は人を幸せにするためにあり、より多く人を幸せにした企業が成長する。
そのためには、なぜその仕事をするのかという使命感が大切だ。
例えば、ビジョンという哺乳瓶メーカーがある。業績は好調な優良企業だ。ビジョンの哺乳瓶は海外製に比べれば割高だが、性能のよさで海外でも人気が高い。
仲田祐一氏は戦争中徴兵されて中国で終戦を迎え、戦後シベリアに抑留されており、一緒にいたほとんどの仲間が亡くなったという。
復員後、平和が大事と思い、平和に関わる商売として「これからは赤ちゃんだ」と哺乳瓶の開発の仕事を始めた人物だ。
本物と同じような乳首を作るために、なんと1955年からの6年間で970人ものの女性のオッパイを吸い続けたと言われている。
どうやって??
と思う人のためにお話をしておくと、出産経験のある水商売の女性に謝礼を払ってオッパイを吸わせてもらったという話なのだけど、すさまじい執念だと思う。
人気カウンセラーは、多くの人に共感される使命感を持っている。
例えば、代表的な心屋仁之助さん。
ホームページから心屋さんの使命について転載をさせていただく。
自分が受けてきた、それらのすばらしい体験をメールマガジンとブログにて公開し、さらにはそれを伝え広めることをこれからの使命・天職として活動しています。
欧米では、経営者や弁護士、医師や、ビジネスマン、コンサルタント、教育関係者における第一人者は、専属のセラピストを持ち、ココロの修復のためではなく、自身の能力を向上させ、心の豊かさを保つことで、自分自身と仕事での成功を続けています。
ところが、まだ日本では「怪しいもの」「宗教のようなもの」「洗脳」「だましのテクニック」「他人をコントロールするもの」と言った偏見や誤解が根強く残っています。
そういったものを払拭し、個人の心の豊かさと、笑顔を導き出し、能力を大幅に向上させる強力なツールである心屋の心理カウンセリングを広めていくことで、本当に明るい世の中に、争いごとの少ない世の中にしていけることを、本気で夢見ています。
『たった一言! あなたの性格は変えられる!』
カウンセラーに限らず、どんな仕事でも共感されるためには、執念に近い使命感が必要だ。
使命感は人を通じて伝播していく。その力は広告を超えるものだ。
(僕もシエアしているし)
使命感とは他者への貢献が前提となる。
「自分のメソッドを広げたい」というのは使命感であるが、独りよがりと受け取られる可能性がある。同じ思いでも、表現する言葉で伝わり方は違ったものになる。ここは注意が必要だ。
メソッドの明確さは説明を不要にする
商品やサービスを多くの人に利用してもらうためには、信頼性が高いということが大切だ。
例えば、5人に一人は癌が完全に治癒するが、二人は死ぬというセラピーがあったとしたら、あなたは受けたいと思うだろうか?
絶体絶命の人以外は受けないだろう。
カウンセリングやセラピーも同様で、わかりやすく安全性がないといけない。
例えば、「本当の自分に気づくセッション」というのは、そんなに人気がないのは説明できる。
カウンセリングなどをよくわかっていない人に「本当の自分に気づくセッションを受けませんか?」と話すと、どんな反応をするか試していただきたい。
多くは拒否反応を起こす。
理由は、本当の自分に気づいて、ドロドロした部分が出てきたらどうしようか?と思うからだ。「そんなことはないのに」と思うとしたら、あなたはお客さんの気持ちがわかっていない可能性がある。
だから、「本当の自分に気づく」よりは「願望達成」「引き寄せ」の方に人気がある。理由はメリットが明確だからだ。
あなたがどんなに自分のメソッドに心酔しても、お客さんがリスクがあると思うなら、それは世間ではリスクがあると思われているということだ。
人気カウンセラーのサービスは、明確でリスクがないことを示している。
人気カウンセラーのサービスは説明がいらないほど明確だ。
メソッドの効果を証明する
あなたは高い買い物をした時に、その商品にどんな期待をするだろうか?
例えば、お肌がつるつるになるファンデーションを買ったとしよう。しかも、これまで使っていたものの2倍の料金を支払った。
効果がないと人はお金を払わない。
ただし、買う前に効果を実感することはできないので、証拠を提示することが大切だ。証拠とは、「お客様の声」。
人気カウンセラーは、自分のブログ上でも、SNSでも、「よい評判」が多い。
選ばれる人気カウンセラーは、よくなった人の事例を多数紹介しているし、紹介されている。
お客さんが申し込もうとした時に、宣伝以上の効果を実感してもらうことがポイントとなる。
あなたのサービスの効果を十分に浸透させることができているだろうか?
「受けてもらえるとわかる」
「わかる人にわかってもらえればいい」
それは、あなたのエゴかもしれない。
ただの個性的なキャラクターと人気のある個性的なキャラクター
単に個性的な人と、個性的で人気ある人は決定的に違う。
人気のある個性的なキャラクターを演出する方法は、まずは、提供しているメソッドに合っているかどうかがポイントとなる。
心理カウンセラーなら、人が連想する佇まいが必要だ。
一方で、逆に振り切れるというものある。「らしくない」というもの個性となるからだ。(ニューハーフのカウンセラー、マッチョなゲイのカウンセラーという人もいる)
あなたはどちらに向いているだろうか?
キャラクターを考える時に大切なのは、自分の好みではなく、「お客さんの好み」を重視することだ。
キャラクター設定には、
カリスマ性
親しみ系
があるが、多くは「親しみ系」を選択しているようだ。
ここも「メソッドのイメージ」×「お客さんの好み」で考えてほしい。
人気カウンセラーに共通しているのは、
オープンハート
やさしい(物事に肯定的)
ぶれない
ということ。
一方で、畏敬の念を抱かせるという共通点もある。
平たく言えば、「本気になればすごい」という尊敬の念を持たせるということだ。
さらに、お客さんよりも生活レベルが上という条件もある。
恋愛に振るなら、素敵なパートナーと素敵な住空間を演出する必要がある。
もしくは意思を持って断然に下に行くという手もある。例えば、ほとんどモノのない部屋に住むということだ。
選ばれる人気カウンセラーになろうと思うなら、愚痴の類や否定的なことはブログに書いてはいけない。評価を下げ、信頼を損なうような自己開示に意味はない。
専門家としての圧倒的な知識
商品やサービスを提供しようと思うなら、商品に関する知識を持っておく必要がる。
知識は「普通」では足りない。
専門家として、お客さんが認識する知識が必要になる。
インターネットとスマホの普及で、あらゆることにおいて、お客さんが情報を入手しやすくなっている。
評判は瞬時に調べることができるし、もしかしたら、お客さんはあなた以上にあなたのことを知っているかもしれない。
専門家になるためには、それ以上の知識が必要となる。
専門家としての知識を得るためには、インターネットでリサーチができない情報を持っておくということだ。
具体的には読書をお勧めする。ポイントは、原著を読むということだ。
例えば、ユングやフロイトについて語る人は多い。しかし、ほとんどの知識は誰かを介して仕入れたものだ。ユングとフロイトが書いた本を読むと深い知識が得られる。
最低でも、あなたの最強しているメソッドの提唱者の原著を読むことをお勧めする
勉強することの大切さはこちらの記事でも紹介しているので、参考にしていただきたい「性格がよくて控えめな心理カウンセラーが選ばれる心理カウンセラーになるための5つのステップ」
客観的根拠、データの類を持っておくことも専門性の裏付けになる。
単にセッションをするだけでなく、症例データを集めておくことは、あなたの専門性につながる。
同業者を超える情報配信頻度
あなたはどんな頻度でブログを更新しているだろうか?
選ばれる人気カウンセラーほど、ブログの更新頻度が高い。1日に2回以上更新している人も少なくはない。
彼らを見ていると「書かなければ」という感じではないようだ。
書きたいから書く。
書きたい情報がありすぎる。
情報はインプットとアウトプットで成り立つ。知ったことは伝えたい衝動に駆られる。しかも、それは人の役になる話なら優先事項は高くなる。
人気カウンセラーに共通しているのは、感度の高いアンテナは貼られているということだ。
別の事象を自分の専門分野に結び付ける。
例えば、断捨離のやましたひでこさんは、何の話をしていても「断捨離的には・・・」というのが癖なのだけど、特に自分のメソッドを売り込んでいるわけではない。
アンテナの感度が高いのは、センスではない。常にそのことを考えているからだ。
人気カウンセラーは世の中をよくするために何ができるのかを普通の人よりも多く考えている。
ブログは集客のために書くものではなく、書きたいことがあるから書くものだ。
逆に、ブレイクしないカウンセラーの多くは、いつまでも勉強をしている。学ぶことはいいことなのだけど、アウトプットしなければ、あなたはお客さんと同じ立場でしかない。自信を持って情報を配信できるまでと考えていると、その間に世の中の情報は先に進んでしまう。結果いつまでも「勉強の身」になってしまうので、注意していただきたい。
以上が、人気カウンセラーが持っている強みだ。
ぜひ、あなたも人気カウンセラーの6角形を大きくしてほしい。
人気カウンセラーとブレイク前のカウンセラーの何が違うのか?多くのカウンセラー、セラピストを支援しているコンサルタントの別所諒が選ばれるカウンセラーについて2時間50分お話をしています。
希望の方にはDVDを材料費+送料の1500円でお届けしています。